第255回プラスチック技術講演会
主催:プラスチック技術協会
後援:(地独))大阪市立工業研究所
日時:平成28年5月16日(月) 13時30分~16時00分
場所:大阪市立工業研究所 4階 小講堂
参加費:会員1冊無料、2冊目からは1,000円、一般1,000円
研究成果および関連技術 13時30分~14時45分
「樹脂ブレンド中でカーボンナノチューブが局在化した複合樹脂の特性」
大阪市立工業研究所 加工技術研究部 プラスチック加工工学研究室 籠 恵太郎
カーボンナノチューブは樹脂ブレンド中で、特定の樹脂相や樹脂界面に局在化する性質がある。それによって、ごく少量の添加で効率的に、樹脂に機能を付与したり向上させたりすることが可能である。本講演ではその観点からなされた、講演者並びに国内外の研究事例を紹介する。
新製品・新技術紹介 15時00分~16時00分
「CNTを用いて導電性・熱伝導性を高めた高機能フッ素樹脂の開発」
大陽日酸株式会社 開発・エンジニアリング本部 山梨研究所 材料開発部 部長 坂井 徹
平成24年度に行われたNEDO主宰の「革新的ナノカーボン材料先導研究開発/高機能フッ素樹脂の実用化開発」の成果を中心に紹介する。特に弊社において製品化に成功した、長尺カーボンナノチューブの極少量添加により導電性・熱伝導性を高めたフッ素樹脂(PTFE)について解説したい。
<本講演会は終了しました>