第267回プラスチック技術講演会

主催:プラスチック技術協会

後援:(地独) 大阪産業技術研究所 森之宮センター

日時:令和3年 3月12日(金)14時00分 ~16時15分

場所:大阪産業技術研究所 森之宮センター内 3階大講堂

参加費:会員1冊無料、2冊目からは2,000円、一般3,000円

研究成果および関連技術   14時00分 ~ 15時00分

「PPの大気暴露と促進耐候性試験の相関について」

大阪産業技術研究所 森之宮センター 物質・材料研究部   東 青史

 屋外で使用されるポリプロピレン(PP)製品では、その耐候性評価が必要である。しかし、そのための大気暴露試験 や促進耐候性試験との相関性に関する研究報告例は少ない。本講演ではPPの大気暴露試験の実施例および大気暴露試験と促進暴露試験の相関性や促進性に 関する研究報告例を紹介する。

新製品・新技術紹介   15時15分~16時15分

「メタルウェザーによるプラスチックの耐候性評価」

ダイプラ・ウィンテス株式会社 藤井 琢磨

(元 タキロンシーアイ株式会社)

 プラスチック製品の寿命を短期間で評価するために促進耐候性試験機が活用されている。
しかし、メタルウェザーなどのメタルハライドランプ方式耐候性試験機はJISやISOなどの規格が存在しないため、活用方法にはユーザー毎にギャップ が存在する。そこで今回はメタルウェザーと新製品である可視光線照射装置(DW-LED)での評価事例を紹介する。また併せて化学分析を用いた劣化評 価技術と弊社装置SAICASとの複合測定についても紹介する。