第268回プラスチック技術講演会

主催:プラスチック技術協会

後援:(地独) 大阪産業技術研究所 森之宮センター

日時:令和3年 7月 9日(金)14時00分 ~16時15分

場所:大阪産業技術研究所 森之宮センター内 3階大講堂

参加費:会員1冊無料、2冊目からは2,000円、一般3,000円

研究成果および関連技術   14時00分 ~ 15時15分

「樹脂ブレンド中でのカーボンナノチューブの局在化現象と複合樹脂の特性」

大阪産業技術研究所 森之宮センター 物質・材料研究部   籠 恵太郎

 カーボンナノチューブ(CNT)は導電性や電磁波吸収性などの機能を樹脂に付与するフィラーとして用いることがで きる。CNTは2種類の樹脂ブレンドと複合化させると、片方の樹脂や樹脂界面に局在化し、その結果濃縮されることによって、ごく少量で樹脂に機能を付 与したり向上させたりすることができる。本講演ではその観点からなされた、講演者並びに国内外の研究事例を紹介する。

新製品・新技術紹介   15時20分~16時20分

「ブッス・ニーダーによる優しいコンパウンドについて」

株式会社ブッス・ジャパン 平井 和彦

 コンパウンディングにおいては二軸押出機が使われることが多いが、均一で適度なせん断をかけることが難しく、局所 的な発熱や過度な繊維折れが起きやすいという問題がある。ブッス・ニーダーは、単軸スクリューを用いて回転運動だけではなく前後運動も行うという非常 にユニークな仕組みを持っており、常に適度なせん断を掛けることが可能であるため、温度やせん断に敏感な材料のコンパウンドに幅広く使われてきた。本 技術について紹介する。