プラスチック講座 アドバンスドコース

『最新のプラスチック分析技術 -GPC/APC,ラマン,DSCによる解析事例-』

主催:プラスチック技術協会

協賛(予定):(一社)大阪工研協会、NPO法人 ものづくり人材アタッセ、

       (一社)プラスチック成形加工学会関西支部

後援:(地独)大阪産業技術研究所

   

開催日時:令和7年12月18日(木) 13時30分 ~ 17時10分

場所:(地独)大阪産業技術研究所 森之宮センター  4階 小講堂

会費:会員(プラスチック技術協会)10,000円

協賛団体会員 13,000円

非会員    16,000円

 金属から軽量なプラスチックへという構造部材の転換は,電気自動車をはじめとする様々な分野での一大潮流となって います。それに伴い,プラスチックの一次構造から高次構造に至る分子の形態や挙動の精緻な把握,あるいは極微小な異物の特定といった高度な分析技術の 重要性がますます高まっています。
 本コースでは、高分子の分析に必要不可欠な手法であるGPC/APC,およびレーザーラマン分光分析に焦点を当て,ならびに大阪産業技術研究所森之 宮センターが保有する機器を用いた,実演・実習を行います。このコースは毎年秋に大阪工研協会と 共催する「プラスチック講習会」を “深掘り”した位置づけとなっております。プラスチックの材料開発ならびに分析に携わる技術者を対象に,スキルアップを図るとともに,業務で直面する種々の課題解 決のヒントを提供することを目的として開催する講習会です。皆様の日々の業務にぜひお役立て下さい。

<プログラム>

13:30~14:00
高分子の分子量測定 ー GPC/APC と測定事例 ー
(地 独)大阪産業技術研究所 森之宮センター 物質・材料研究部  髙田 皓一 氏
  次世代GPC(Gel Permeation Chromatography)であるAPC(Advanced Polymer Chromatography)は,短時間,高分解能での分子量測定を可能とし,プラスチック製品のトラブル原因追究等,様々な目的での利用が期待される。本講演では, 従来のGPCの基本的な解説と,APCの特徴,測定事例紹介や,光散乱検出器を併用した絶対分子量の測定,分岐構造解析の説明を行う。
14:00~14:30
プラスチックでのラマン分光分析の活用
  (地独)大阪産業技術研究所 森之宮センター 物質・材料研究部  垰 幸作 氏
  プラスチックのラマン分光分析では,材料組成をはじめ,分子配向や結晶化度など高次構造についての情報も得ることができる。また,顕微システムと の組み合わせにより,2次元および3次元での詳細なマッピング観察や,極微小な異物分析も可能となる。本講演では,ラマン分光分析の基本原理につ いて解説するとともに,プラスチックでの異物分析や分子配向状態の解析,レオ・オプティクス分析など,ラマン分光分析の様々な活用事例を紹介す る。
14:30~14:50
大阪産業技術研究所森之宮センターの設備紹介
(地独)大阪産業技術研究所 森之宮センター 物質・材料研究部  平野 寛 氏
15:00~17:10
(地独)大阪産業技術研究所森之宮センターの機器での実演・実習

・ GPC/APC                                              物質・材料研究部 髙田  皓一 氏

・ レーザーラマン分光分析                                          物質・材料研究部   垰 幸作 氏


<お申込み要領>

本セミナーのお申込は電子メール、FAX、郵送で受付けております。

メールアドレス:plagi@j4.gmobb.jp

メールには下記事項を記載してください。

お名前、会社名、所属部署、住所、TEL、FAX、E-mail、

会員資格(プラスチック技術協会、NPO法人ものづくり人材アタッセ、プラスチック成形加工学会関西支部、非会 員)

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Word版PDF版(右クリックして「対象をファイルに保 存」を選んでください。)

FAX番号:06-6968-6266

郵送先:〒536-8553 大阪市城東区森之宮1-6-50

(地独)大阪産業技術研究所 森之宮センター内 プラスチック技術協会事務局 磯部宛